きっちゃんの散歩日記

12月3日7時52分配信サンケイスポーツ歌手、桑田佳祐（５３）が２日、パシフィコ横浜国立大ホールで恒例のＡＡＡ（アクト・アゲンスト・エイズ）コンサートの最終日を迎えた。１５回目となる今回は「映画音楽寅さん チャラン・ポランスキー監督・脚本・主演『男はしたいよ』」と題し、数々の名作の主題歌を熱唱。さらには自身初のフライングにも挑戦するなど、圧巻パフォーマンスで魅了した。ついに、桑田が飛んだ。 １９９３年のスタート以来、数々の趣向を凝らしてきたＡＡＡコンサートで、桑田が観客の度肝を抜くフライングで魅せた。デビュー３２年目での初挑戦。本編の締めくくりで、米映画「雨に唄えば」の名シーンを再現した。黄色い傘を左手に持ち、主題歌の「ＳＩＮＧＩＮ’ＩＮ ＴＨＥ ＲＡＩＮ」を歌いながら、地上５メートルまで上昇。そして、右へ左へ移動する。滞空時間２０秒。「高い高い、怖い怖い」と思わず声を上げた。まさに、何でもアリの演出。オープニングから思いっ切り、笑いを誘った。スクリーンにはナビゲーター役として、映画評論家の淀川長治さん似のキャラクター「道頓堀川長治」が登場。三角まゆげに黒縁メガネ…、よく見れば桑田の扮装だ。「まあ～た、お会いしましたねえ。ドキドキしますねえ、ワクワクしますねえ」と、懐かしい名調子を繰り広げた。「いつでも夢を」ではお笑い芸人、渡辺直美（２２）が口パクで乱入。十八番の「ビヨンセパフォーマンス」まで披露した。さらに再び「道頓堀川」が登場し、「実はチャラン・ポランスキーは美男子。昔は長門裕之に似ていた」と、かつて桑田と“親子説”が噂された名優をリスペクトした。ライブ後半には主役の妻、原由子（５２）もゲスト出演。米映画「メリー・ポピンズ」の衣装に身を包んだ。ときには名作の映像も流し、桑田のライブでは史上最多となる総勢４０人のバンドメンバーが参加した。「エイズのことは不安なんだけど、なんか忘年会みたいなんだよね。ここに集まるのはね。来年もヨロシクな。」国内のＨＩＶ感染者が増加している現状を憂いたものの、桑田は来年のＡＡＡ開催を約束。アンコールの最後は１人で、９日発売の新曲「君にサヨナラを」を熱唱した。全４１曲を歌いあげ、３日間で１万４０００人を動員した“ひとり国際映画祭”が完了。会場の外もまた、映画のワンシーンのように、ハマの夜景が広がっていた。

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桑田佳祐 　CD 【君にサヨナラを】 初回生産限定 封入特典 2009/12/9発売 桑田佳祐、待望のニューシングルが本商品 初回生産限定盤と通常盤、アナログレコードの3形態で発売決定！！ ○桑田佳祐ソロプロジェクト、遂に始動！カップリングは半年間限定で毎週月曜にオンエアされていたテレビ番組『桑田佳祐の音楽寅さん?MUSIC TIGER?』（フジテレビ系列）からの2曲を収録♪ ★初回生産限定盤：スペシャル・ブックケース仕様 ★封入特典：2010年のカレンダーをあしらった“2009年にサヨナラをハンカチ” ■同時発売、通常盤は　→こちら　 　　　　　　　 　アナログレコード　→こちら ○2009

11月24日22時20分配信＠ぴあ拡大写真中島みゆき中島みゆきのライフワークとも言うべき夜会Vol.16「～夜物語～本家・今晩屋」が11月18日に赤坂ACTシアターで幕を開けた。昨年の夜会Vol.15の写真1989年からスタートした「夜会」は、コンサートでも演劇でもミュージカルでもない“言葉の実験劇場”をコンセプトに、これまでも絶大なる支持と評価を獲得してきた。昨年開催された夜会Vol.15「～夜物語～元祖・今晩屋」の再演となる今回、キャストの香坂千晶、コビヤマ洋一、土居美佐子とともに、まさに唯一無二のパフォーマンスが繰り広げられた。第一幕は“第1場 縁切り寺”、途中休憩を挟みながら、第二幕は“第1場 水族館”、“第2場 船”、“第3場 今晩屋”という構成。今年の11月に紫綬褒章を受章した中島みゆきの卓越した表現力、普段のアルバムやライブでも彼女のサウンドを支える音楽プロデューサー・瀬尾一三のもと、小林信吾（key）、江口信夫（ds）、富倉安生（b）ら凄腕ミュージシャンたちが繰り出す繊細にして迫力のある生演奏は圧巻だ。森鴎外「山椒大夫」をモチーフに、前回よりもわかりやすくなった展開。初日でもある11月18日にリリースされたアルバム『DRAMA』には今回披露された曲も収録されているので、予習あるいは観劇後に改めて聴くのも一興だ。今後、12月18日（金）まで全23公演を予定。