きっちゃんの散歩日記

4月25日9時28分配信デイリースポーツ公然わいせつ容疑で２３日未明に現行犯逮捕されたＳＭＡＰ・草なぎ剛（３４）が２４日、東京区検に送検され、処分保留で釈放された後、都内で謝罪会見を行った。憔悴（しょうすい）しきった表情の草なぎは「ファンのみなさま、ＳＭＡＰのメンバーのみんな、ご心配、ご迷惑おかけしてスミマセンでした」と深々と頭を下げた。当面、芸能活動は自粛となるが「すぐにでも（ＳＭＡＰへ）戻りたいです」と素直な気持ちを明かした。◇ ◇ファンと仲間を裏切ったことへの自責の念、愚行への後悔と反省…さまざまな思いを胸に臨んだ謝罪会見。涙は見せなかったが、時折つらそうな表情を浮かべて唇をかみしめ、草なぎは自分の言葉で丁寧に語った。国民的人気を誇るグループの、メンバーによる衝撃的な全裸逮捕。全国のファンを失望させたことに「小さい子どもからお年寄りまで応援して下さり自覚があるのに、それ以上に飲んでしまった。僕の弱さだと思います」と猛省した。事件当日の飲酒について記憶が残っているのは「ビール５杯、焼酎３杯まで」という。無類の酒好きだけに、「今はまったく飲む気はありません。だけど、僕がもっと成長して大人になったら、おいしいお酒が飲めると思います」と禁酒宣言はしなかった。釈放後、ＳＭＡＰのメンバーとは電話で話した。「みんな僕の体を気づかってくれて、僕の言葉もしっかり聞いてくれて、優しい声をかけてくれました」という。「（ＳＭＡＰは）すごい大きなもので…僕自身も心も支えてもらってる」と仲間のありがたみを強調。所属事務所から当面の間の芸能活動自粛が発表されたが、仕事ができないことに「つらいです」と偽らざる本音を漏らした。「すぐにでも（ＳＭＡＰへ）戻りたいです。でも反省しないといけません。ファンのみなさんからも、メンバーからも許してもらわないと。もちろんこれからも、やっていきたい気持ちです」と“未来”を見据えて前を向いた。逮捕された２３日深夜には、警視庁原宿署で体調不良を訴えて病院で点滴治療を受けた。この日は午前９時過ぎ原宿署から東京区検へ送検され、午後２時半過ぎに再び同署へ戻って処分保留のまま釈放された。その際、髪の毛はボサボサでうつろな表情を浮かべていた。その後、シャワーを浴びて、リフレッシュしてから謝罪会見に臨んだ。これからは傷ついた信用を一歩ずつ取り戻していくつもりだ。