きっちゃんの散歩日記

1月8日22時0分配信毎日新聞宇宙空間での実験材料として、国際宇宙ステーションで過ごした大麦「はるな二条」の子孫を使って醸造したビール「ＳＡＰＰＲＯ Ｓｐａｃｅ Ｂａｒｌｅｙ」（サッポロ スペース バーレイ）の試飲イベントが７日、醸造元の那須町高久甲のサッポロビール那須工場で行われた。完成したのは１００リットル。全国の応募者から抽選で３０組６０人を選び、国内６工場に分散して招待。那須工場では同町芦野、団体職員、今井忍さん（５８）、初代さん（５４）夫妻ら３組６人が参加した。同社と共同研究者の杉本学・岡山大准教授が「遺伝子などに異常がないことが確認された」と解説した後、乾杯。小瓶（３３０ミリリットル）を１人１本ずつ試飲した。“宇宙大麦ビール”にひかれ、休暇をとって駆けつけたという今井さん夫妻は「世界初のビールで格別。おいしかった」と満足の様子だった。