きっちゃんの散歩日記

2月21日7時52分配信サンケイスポーツ女優、南沢奈央（１９）が韓国ドラマで海外デビューすることが２０日、分かった。携帯電話専用放送局「ＢｅｅＴＶ」で３月２０日から配信される韓国ドラマ「キミの記憶をボクにください～ピグマリオンの恋～」でＷ主演の韓流スター、キム・ジェウク（２６）、キム・ジュン（２６）に愛されるヒロインを演じる。念願のアジア進出に南沢は「今回の韓国ロケで勇気が持てました」と瞳を輝かせた。映画＆ドラマ「赤い糸」（２００８年）に主演するなど実力派女優として成長著しい南沢が、日本からアジアへとはばたく。海外デビュー作となる韓国ドラマ「キミの記憶－」は、記憶を失った日本人ヒロインと２人の韓国人青年の国籍を超えた切ないラブストーリー。２月１日からクランクインした撮影はオール韓国ロケで、南沢以外、キャスト、スタッフもすべて韓国人。“単身”での参加だったが、大ファンだった韓国映画「猟奇的な彼女」のスタッフが同ドラマを撮影すると知りり、勇気１００倍。大感激で現地入りとなった。「韓国はプライベートでも初めてでしたが、地方の森や山は日本にない景色で感動しました。キムチとか辛い食べ物も大好きになりました。スタッフの皆さんも本当に優しく話しかけてくれました」と海外の初仕事を満喫したようだ。演技でも自分らしさを十二分に発揮。韓国人気ドラマ「コーヒープリンス１号店」で知られるジェウクや韓国版「花より男子」のイケメン集団、Ｆ４のメンバーを演じたジュンを相手に、２人の間で揺れるヒロインを丁寧に演じた。ジェウクから「素晴らしい役者」、ジュンに「目がきれいな方」と称賛された南沢は日韓の友情も深めた様子。「ジェウクさんは日本語であいさつして下さり、最初からホッとさせてもらいました。ジュンさんは気さくで、カップ麺をプレゼントしてくれました」と微笑ましいエピソードも明かした。韓国で“ひと冬の経験”をした１９歳の少女は今後の海外進出にも意欲十分。「今回、韓国ロケを経験して勇気が持てたのでまた挑戦したい。最初は不安でしたが、韓国に来てよかったと思います」と国際派女優への第一歩に手応えをつかんでいた。